ペットの体型チェック、していますか?

 

皆さんは日頃、ペット達の体型をチェックしていますか?

または、どのようにしてチェックしていますか?

 

つい先日、長年ご利用いただいていたビーグル君ががんを患い、逝去しました。

その子はとっても立派な肥満体型でした。。。

昨年末のシャンプーの時に、体の数ヶ所にしこりのようなものを見つけ、飼い主さんに報告。すぐに病院へ行きましたが、体の至る所に多数転移しており、年齢も考え、手術や治療はせずに余生を見守る事となったのですが、その3ヶ月後に他界してしまいました。。。

 

厚いお肉の奥で、どんどん成長と増加をしていた腫瘍。

もし体型が標準であったなら、もっと早く見つけてあげられたはず……それが本当に悔しくて無念でなりません。

 

皆様のペットが1年でも1日でも長く永生きできるために、私達ができること。

健康の為、そして、今後同じような子を出さない為にも、体型チェックについてアドバイスを、と思います。

 

長文になりますが、読んでいただけたら幸いです。

 

 

私達がワンコをお預かりする時、ほとんどの小型犬は抱っこで受け取るのですが、今までよりズシッと感じる事があって、

 

「あれ…?○○ちゃん、ちょっと重くなりました…?」

 

とお尋ねする事があるのですが、

 

「え?ほんとに??」とか、

「気のせいかなーと思ったけど、やっぱり!?」

 

と驚かれる事があります。毎日一緒にいると、なかなか気付きにくいものですよね。

 

 

では私達が普段、どんな所で判断しているか。

 

だいたいは抱っこすると分かるのですが、他にも以下のような箇所を見て体型チェックしています。

 

1.あばら骨や背骨が触りずらくなった

2.くびれが少なくなった

3.肩の上(頭と体の境目)にお肉が溜まってきた

4.腰(尾の付け根周り)にお肉が溜まってきた

5.背中からお腹の下までの距離が遠くなった(⇒テーブルに乗せた時、お腹の下とテーブルとの間が狭くなった)

 

これ以外にも判断できる点はありますが、飼い主さんでも比較的簡単にできるものを上げてみました。

 

では、それぞれどのようにチェックすれば良いか、詳しく説明していきますね。

 

1「あばら骨・背骨」のチェック方法

 まずは日頃から体を触る習慣を付けること。寝転んでいる時やお座りしている時などに撫でる程度でしたら皆さんやっていると思いますが、この姿勢では重力でお肉は片寄りますから、正確には判断しずらくなります。 

 チェックする時は4つ足でしっかり立たせた状態で、後方から背中と横腹を触るのがポイントです。被毛の長い子は体の表面をほんのり撫でるだけでは分かりません。出来るだけ地肌に沿わすように、自分の手全体を使って確かめるのが重要です!背骨もあばら骨も触れる事が出来ないようなら、まさしく肥満体型です。

逆に、触らなくても見ただけで背骨やあばら骨が分かる子は痩せすぎですのでもう少し食べさせても大丈夫。しかし、膝や股関節に不全のある子は、わずかな体重増加でも痛みを発症するので、注意が必要です。

 

2「くびれ」のチェック方法

 お散歩中など上方から全身を見た時がチェックしやすいですね。肩から腰まで真っ直ぐなのは くびれがない=肥満の証拠。逆ひょうたん型ならばOKです。「冬は洋服を着せているから体のラインが隠れてしまう」という方。ならばそれを逆手にとりましょう。歩いているうちにお洋服の裾が徐々にずり上がったりしませんか?これもお腹周りのお肉が原因。チェックポイントにしてみて下さい。

 くびれの度合いは犬種や筋肉量によって個体差があります。他のおうちの子とは比較せず、ご自宅の子のベスト体型をしっかり見極めましょう。

 

3「肩の上(頭と体の境目)のお肉」4「腰(尾の付け根周り)のお肉」のチェック方法

 こちらもチェックする時は4つ足で立たせた状態でやりましょう。顔を上げた時に肩の上(頭と体の境目)にお肉が集まって指先でつまめる・尾を上げた時に腰(尾の付け根周り)にお肉が集まって指先でつまめる、こうなっていたら残念ながら肥満です。

つまめるお肉が厚くなるほど肥満度は高い証拠。あばら骨・背骨のチェック、くびれのチェックと合わせて実施してみて下さいね。

 

5「背骨からお腹の下までの距離」のチェック方法

 体の横側からも見る習慣を付けましょう。お腹の下のラインが前足から後ろ足に向けて地面と水平になっていませんか?本来ならばこのラインは上り坂。もし下降していたら超肥満の可能性大!他にも、最近お散歩に行くとお腹が汚れやすくなったような…と思ったら、お腹にお肉がついた証拠かも。1~4のチェックを是非念入りに実施して下さいね。

 

 

◆◇◆◇ ダイエット成功の道 ◇◆◇◆

 

1.「かわいそう…」そんな気持ちはバッサリ断ち切る!

 

2.家族で一致団結する!まぁ1人くらい大丈夫でしょ、これでは成功はほど遠い。

 

3.フードは必ず計って与える!だいたいこのくらい、とか、袋からザーッと出すのは絶対ダメ!

 もし与える人間がその時によって異なるのなら、貼り紙などをして全員が統一するように配慮すること!

 

4.おやつはあげない!基本中の基本!

 

5.人間の食事が始まる前に、サークルやキャリーに入れるか、別の部屋に隔離する。全員の食事が終わり、食卓の食器が全て片付くまでは解放しない。お母さんが目を離したタイミングで、お父さんやお子様が隠れてこっそりあげるのはよくある失敗例。完全に防げないのなら隔離すること!

 

 

1匹でも多くの成功を期待しています!

そして、私もダイエット頑張ります!!(笑)

 

 

次のブログは、「肥満の子をトリミングすると……」について、近日中にアップしようと思います。

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